約7年前のアニメを見た
わたしがいる今は2019年だけれどまどの外を見ると
よくマンガでえがかれているような近代的な建物が建っている
ひとつの大きな柱にツリーハウスのようにいくつもの家々がついている
空は暗い
おそらく曇っているのだろう
大蛇のようにうねったいくつもの高速道路が見える
行きかう自動車のヘッドライトがとてもきれいだった
そんなにさむくないけれど雪が降っている
もしかしたら雪ではなく別のものかもしれない
とにかく
この景色は言葉で言い表すには少しむつかしすぎる
わたしはこれを見て一息ついて作業にもどった
作業というのは大正ロマン風の建物に着彩するという
なんとも氣が遠くなるようなものだ
赤茶色に塗らなければならないのだがうまく再現ができない
わたしはまどの景色だけでは飽き足らず
外に出てみることにした
外にでてとりあえず近くをうろついてみる
道路のしたの道はもっと薄暗くてここちがよい
そこに男女4人組がいた。(正確にはなぞの生き物がそれに加えて1体)
彼らは困っているようなのでどうしたの。とたずねた。
スーパーで買うものがあるけれどどれかわからない。と言った。
目の前にスーパーはあるのでとりあえず入ってみることにした。
どうしてわたしがかれらが7年前の人間であると
(またわたしが単に7年前に来たというかのうせいもあるが)
分かったのかというとかれらがぶつぶつととぎれているときに
あたまのうえに2012,9とでていたからである
実に単純明快…